女性として自分のからだのことを知りたいと産婦人科医師になり26年が経ちました。女性のこころやからだについてゆっくり診察・相談・アドバイスができるようにと平成20年4月に池上レディースクリニックを開業、平成23年10月に医療法人社団なずな会を設立して現在に至ります。
振り返れば私自身、知識がなくて生理痛に悩まされた思春期や学生時代に生理痛で倒れて救急車で運ばれたり、研修医になってからも月経痛で手術の手を降ろした経験もありました。その後キャリアアップしながら女性の宿命である月経周期や月経痛とつき合ってきました。結婚後二人の男の子に恵まれましたが、安産とはほど遠く一人目30時間、二人目も24時間かかり、痛みに耐えた難産となってしまい産婦人科医師として良い経験になりました。出産後1年より月経のコントロール目的に現在まで10年以上OC服用中ですが、そろそろ更年期世代に突入しているので今後いつまでOC服用していくか考え中です。
どんな小さな悩みでもご相談ください。きっと話して良かったと安心して頂けると思います。私自身も含めて女性は各年代のホルモンステージによりからだやこころが変化していきます。健康管理はもちろんのこと、変化していく自分を楽しんでみませんか！？産婦人科専門医として、ご自身のライフスタイルに合わせたアドバイスをさせて頂きます。
もちろん、私一人ではすべて解決できない事もあると思います。このような時は、専門の先生と医療連携をとらせていただきより良い医療を提供したいと考えております。